最近、頭痛の患者さんを施術して感じたのは、ほとんどが目を酷使することが原因で頭痛が起こっているということでした。
目を酷使することによる頭痛には一次性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛)のどれもが起こります。
では何故？目を酷使すると頭痛になるのでしょうか？
ポイントは２つあります。
１つは頭(顔)への血流量が増えることです。血流量が増えることで起こるのは静脈の膨張です。静脈は動脈より薄いのと流れがゆっくりなので血流量が増えると膨張します。
よく怒ると青筋が立つなんて言いますが、怒ると気が上がり、頭(顔)への血流量が増えるので静脈が膨らんで青筋が見えるのです。
もう１つは交感神経が亢進することです。交感神経が亢進すると心臓からの血流量が増え
血圧が上がります。血圧が上がることで静脈は、さらに膨張するのです。
この静脈の膨張が頭痛のポイントなのです。
頭や顔の感覚を伝えているのは神経です。神経に問題が起こると痛みが出ます。
結論を言えば、膨張した静脈が神経を圧迫して頭痛を起こしているのです。
さらに頭(顔)への血流量が上がると頭(顔)の血管周りの筋肉が硬くなります。筋肉には筋ポンプ作用という血液が流れるのを助ける作用があるので、血流量が長時間上がると筋疲労を起こして筋肉が硬くなるのです。
頭(顔)の血管周りの筋肉が硬くなることで血液の循環が悪くなり、頭(顔)から身体に戻る血液の流れが悪くなり静脈が膨張します。そして硬くなった筋肉はクッション性を失い、さらに静脈が神経を圧迫しやすくなります。
この連鎖が頭痛を引き起こします。
当院では、頭痛を起こしている原因の場所を的確に判断し、鍼や特殊なカッサを使い、硬くなった筋肉をほぐし、亢進した交感神経を静め、静脈の膨張を取っていきます。
施術を受けた方の、ほとんどが効果を実感しリピートしています。
頭痛でお困りの方は是非一度施術を受けてみて下さい。
※頭痛以外の症状もある方は本格鍼灸+本格整体コースをお勧めします。